福岡市中央区薬院の大人向けパーソナルトレーニングジムのファインジムです。
今回は、会員様のご紹介で初回体験にお越しくださった 50代男性・Sさん(仮名) の体験の様子をご紹介します。
ご家族で通われる方も多いファインジムでは、
“同じ時間に夫婦で通いたい。”
“同じトレーナーに担当してほしい。”
“家族の身体を一度見てもらいたい。”
このようなご相談もよく頂きます。
ご要望には出来る限り対応させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
カウンセリングで見えてきた “疲れやすさ” の原因
始めましてのごあいさつを終え、まずは現在のお悩みや目的をカウンセリングで確認していきます。
Sさんが挙げてくださった目的は主に次の3つでした。
- 身体が硬いのでストレッチをしたい
- ダイエットしたい
- たまに腰に痛みを感じる
更に詳しくお話を伺ってみると
「ここ数年で身体が硬くなったように感じてまして、前よりも疲れやすくなってきたんです。トレーニングで少しでも若さを取り戻せたらと思ってます!」
と教えてくださいました。
さらに
「最近は運動もほとんどしていないので体重が増えちゃいました。今回をきっかけにまずは身体をいい状態に整えて、いずれは引き締まった体になりたいです!」
とのことでした。
50代は体力の低下を感じやすい時期でもありますが、正しく身体を整えて運動することでまだまだ十分に動ける身体を取り戻せます。
Sさんの目的を踏まえて、まずは身体の状態チェックから始めました。
身体のチェックで見えてきた「骨盤の後傾」と疲れやすさの関係
まずはSさんが気になっている身体の硬さを確認するため、前屈と後屈の動きを行って頂きました。
Sさんの動きの特徴として
- 後屈は比較的スムーズに動ける
- 前屈は指先が床からかなり遠い位置
「いや〜、ここ数年はずっとこんな感じですよ。昔は指先が床についてたんですけどね。。。」と苦笑いのSさん。
前屈が苦手な方の多くに共通するのが 骨盤が後ろに傾いている“骨盤後傾” の状態です。
前屈の動作に加えて姿勢のチェックも行ったのですが、Sさんはまさしく骨盤後傾のタイプでした。
骨盤後傾タイプの方の身体の特徴として
- ふくらはぎから太もも裏の筋肉が硬くなっている
- 姿勢は猫背気味の方が多く、肩の可動域に制限があることも多い
- お仕事がデスクワークや長時間の運転など座っている時間が長い傾向
- 靴の踵の部分がすり減りやすい(重心の影響による)
- 腰周辺の筋肉に負担がかかり、腰痛を起こしやすい
これらの特徴をSさんにお伝えしたところ「全て自覚あります(笑)」。とのこと。
骨盤後傾による股関節や肩甲骨の柔軟性低下により、日常動作時の筋疲労が増え、その結果として以前よりも疲れやすく感じていらっしゃるのかもしれません。
Sさんのお悩みを解決する為にも、今回は骨盤の動き作りにポイントを絞ってアプローチすることにしました。
【ステップ1】ストレッチで骨盤を動かしやすい状態に
まずは、ふくらはぎ〜太もも裏〜お尻周辺など、骨盤の動きに制限をかける筋肉をストレッチで緩めていきました。
ファインジムのストレッチは、トレーナーが直接手で触れながら伸ばす“ペアストレッチ”です。
セルフストレッチでは伸ばせない部分もトレーナーの手があることで効率的に伸ばすことが出来ます。
最初はガチガチだった筋肉も何度かストレッチを繰り返すうちに次第に緩み、それに合わせて骨盤の動きも出やすくなりました。
Sさんも「ストレッチしてもらって何かカラダ全体が軽くなった気がします。ちょっと若返りましたかね。(笑)」と喜んで頂けた様子でした。
骨盤の動きに制限をかける筋肉を緩めることが出来たら次のステップへと進みます。
【ステップ2】骨盤を正しく動かす練習
柔軟性を高めただけでは、動きは根本的には変わりません。
そこで大切になるのが 「正しい動きを身体に覚えさせること」 です。
Sさんには、骨盤を前後に動かすキャット&ドッグというエクササイズを行っていただきました。
キャット&ドッグは背骨や骨盤を正しく動かすための基本的なエクササイズなのですが、正しく行うことができると姿勢改善や呼吸機能の改善など様々な効果が期待できるとても奥が深いエクササイズです。
Sさんには
①骨盤を前傾 → 後傾、後傾→前傾と意識しながら動かす。
②後傾させるときに息を吐き、前傾させるときに息を吸う。
③地面についている4点(両手、両膝)にかかる圧が変わらないようにする。
これらを意識しながら動いて頂きました。ポイントを確認しながら何度か動いて頂くうちに
「なんとなく骨盤の正しい動かし方が分かってきました!腰の筋肉もほぐれてきた感じがするので毎日家でやってみますね!」
と身体の変化を実感して頂けた様子でした。
その後も数種類のエクササイズを行って骨盤を後傾から前傾に動かすイメージを掴んで頂けたところでメインのトレーニングへと移っていきます。
【ステップ3】トレーニングで骨盤を正しい位置にキープ
【ステップ1】ストレッチで骨盤を動かしやすい状態を作る。
【ステップ2】エクササイズで正しく骨盤を動かす練習。
ここまできたら、【ステップ3】トレーニングで骨盤を正しい位置にキープ出来るようにしていきます
今回行うトレーニングはスクワットなのですが、スクワットのポイントとして
- 骨盤を前傾の位置でキープする
- 背骨を真っすぐの状態でキープする
- お腹を引き締める
このように、Sさんの今の身体に必要な要素がいくつも含まれているとても優秀なトレーニング種目です。
今回はフォームの習得と姿勢キープが目的なので、
ゆっくり・丁寧に・骨盤の位置を意識しながら 10回×3セットおこなって頂きました。
3セット目が終わる頃には額に汗がにじみ、Sさんも「これはキツイけど効果ありそうですね…!」と驚かれていました。
スクワットは一般的には脚のトレーニングと思われがちですが、骨盤の正しい位置を意識しながら正しく行うことで姿勢改善の効果も期待できます。
「ゆくゆくは重りを担いで出来るように頑張りましょうね!」とSさんにお伝えし、この日のトレーニングは終了となりました。
トレーニング後にもう一度前屈をチェックすると…
スクワットが終わりスッキリとした表情のSさんでしたが、「元々スクワットをした目的は骨盤を前傾に保つためでしたよね。」とお伝えし、前屈の再チェックを行いました。
最初は指先がスネあたりまでしか届かなかったSさん。
スクワット後にあらためて前屈を確認してみると、なんと床に手がつくところまで柔軟性が上がりました!
もちろん個人差はありますが、
「筋肉を鍛える=きつい」だけではなく、
“正しい動き” が柔軟性UPや腰痛対策につながる =運動で身体を整えるということを実感して頂けたかと思います。
50代からの身体づくりは「整える→動かす→鍛える」が重要
今回の体験では、
- 固くなった筋肉を緩める
- 骨盤を正しく動かす
- トレーニングで定着させる
という流れで進めました。
どれか1つだけではなく、3つがそろうことで身体は大きく変わります。
疲れにくい身体になりたい、腰痛を改善したい、動きやすさを取り戻したいという方には特におすすめです。
ファインジムの体験は、決まったプログラムを行うのではなく、
お一人おひとりの身体の状態や目的に合わせて完全オーダーメイド で進めます。
- 50代からの体力づくり
- 40〜60代の肩・腰・膝の不調改善
- 無理のないダイエット
- 久しぶりの運動のリスタート
どんな方でも安心して始めていただけます。
もし、現在パーソナルトレーニングを探されている方がいらっしゃれば、ぜひ一度体験にお越しください。
何か一つでもあなたのお悩みを解決に導くお力になれると幸いです。
👉 初回体験のご案内はこちら
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